コラム

続・人事部長からの質問

2018/10/19Q.2528

最近、AIでのデータ分析の話を耳にすることが多い。貴社でも適性テストデータを用いた分析サービスを提供されていると思いますがAIでは提供できない、貴社ならではの強みは何かありますでしょうか。

AIの活用はデータが増えて初めて強みが活きます。

少ないデータでやっている限り単なる回帰分析の域を出ないと思います。数千程度のデータでAI、AIと提案してくる業者は詐欺師みたいなものですね。
よほど単純に白黒つくものじゃないとAIの結果を真に受けようとは自分は思いません。実際、提案している業者の大半も逃げ道を用意しており、その点も気に入らないところです。

「AIと名がつけば企業が飛びつくから」というレベルのものを当社が提供することはありません。少なくとも自分自身が有用だと思わないものは提供しないからです。
AIの悪口はその辺にしておいて、当社の強みは過去の多数の分析結果の蓄積からくる知見とOPQという世界標準の質の高い適性検査です。 AIには凄まじい可能性がありますが、肝心のデータを持っている業者と研究者が別々なケースが多く日本の人事関連で活用されるにはもう少し時間がかかると思います。それまでは当社のような専門業者の過去のデータや知見が勝るというのが自分の考えです。

三條 正樹

このコラムの担当者

三條 正樹

日本エス・エイチ・エル株式会社 取締役

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