スポーツ界のパワハラがニュースで多く取り上げられています。厳しい戦いのなかで全くパワハラのようなことがないコーチが世界の頂点に立つ選手を育てられるでしょうか?
大坂なおみ選手を全米オープンテニスの優勝に導いたサーシャ・バインコーチがお手本です。試合中に悲観的になる大坂選手と対話し、精神を安定させ、パフォーマンスを向上させました。練習中もポジティブな雰囲気作りを意識し、練習に対する意欲を引き出しています。
世界の頂点に立つためには、誰よりも多くの質の高い練習が必要なことは当たり前です。パワハラまがいのプレッシャーがなければ世界に通用する努力を引き出すことができないと考えていること自体が思い込みなのです。
このコラムの担当者
清田 茂
執行役員
入社以来30年、HRコンサルタントとして日本の人事アセスメント界を牽引。大手を中心にコンピテンシーモデリングから選抜設計、サクセッションプラン構築まで広範なプロジェクトを完遂。特に経営層との対話を通じた次世代リーダー育成に高い実績を持つ。 2002年取締役、2020年より執行役員として直販部門を統括。最前線で「人と仕事と組織の最適化」を追求する傍ら、SHLグループのグローバル知見の国内導入も推進。