年間予算を達成している営業社員が、就業時間中に資格試験の勉強をしている。
資格自体は仕事内容と関連するもののため、注意すべきか迷っている。どうすればよいか?
自分の価値観から言えば、予算達成していれば毎日就業時間中にパチンコ屋に行っても構わないと思います。
予算達成しているのは努力か才能か運か、何かあったからこそ達成したのであってそれでよいと思います。
自分の視点で一番困るのは一所懸命やって結果が出ないのに、こんなに頑張っているのだから評価してくださいという感覚です。
才能が全くないか、運が無いか、努力のベクトルが違うケースが大半だと思いますが、何にせよ仕事で求められるのは素振りの回数よりヒットの本数です。
こうやって書くと「数字が人格」みたいに考えていると思われそうですが、そう思っているわけではありません。
自分の知っている優れた営業マンは漠然と運だけで結果を出しているように見えても陰で努力している人が大半。反対に努力を認めて欲しいという人ほど実際は努力などしておらず、結果が伴わないことに向き合わない人の方が多いからです。

このコラムの担当者
三條 正樹
日本エス・エイチ・エル株式会社 取締役