ある事業の状況では有効だったリーダーシップが、異なる状況では有効でなくなる可能性があるが、そのトランジションをどう図っていけばいいか?
状況の変化に応じて有効なものでなくなることはよくあることです。こうした変化の局面をどのよう認識して対応するかが重要です。従来の経験値からの主観的な対応では変化する環境に対応できなくなります。自らが率先して新たな知見を取り込む努力をすることはもちろんですが、同時に周りを巻き込み他の人の知識、スキルを有効に活用する意識が必要となります。また状況の変化そのものを予測する力も育む必要があります。変化してから後追いで何とかついていくのではなく、事前の予測に基づく準備もまた怠らないことです。

このコラムの担当者
奈良 学
日本エス・エイチ・エル株式会社 代表取締役社長