適性検査は今後どのように進化するでしょうか?
例えば現在の将棋のプロテスト(奨励会入会条件)は申し込んだ人達に勝ち越し、現奨励会員から1勝のような仕組みですが、これでは対戦相手や対戦相手の相性によって難易度にムラが出てしまいます。それであればCOM(コンピュータ将棋)と対局して、特定のレーティング以上に勝ったら合格とする方がすっきりします。いずれそうなるのでは?と自分は思っています。
適性検査も同様で実際に業務と同じようなシチュエーションを作りだして(VRなどを使う)、そこで仕事させてある程度の水準以上なら合格にするなどは考えられます。
営業の仕事なら仮想空間で営業活動をさせてみる、オンラインサポートならサポートをさせてみるような流れですね。
映像を見て4択から選ぶようなテストは存在しましたが結果は今ひとつでした。よりリアルになれば結果は変わってくると考えています。

このコラムの担当者
三條 正樹
日本エス・エイチ・エル株式会社 取締役