採用選考が早期化することにより、内定出しから入社までの期間が長くなります。他社へ辞退しないよう繋ぎとめる有効な施策を教えていただきたいです。
よくある質問です。
本質を言えば施策云々ではなく、内定者にとってより魅力的に感じる企業でなくてはならないということです。
本来魅力のない企業が内定者に対していくら施策をうっても最終的には離れていってしまいます。
それでも採用担当はやらなくてはならないのですが……。
まず自社の魅力を最大限に理解してもらう必要があります。
他社と差別化できる魅力をリストアップしてください。もし自社で分からなければ外部の業者やコンサルタントを読んでも構いません。本来外部業者はそういうところで使うものです。
そこで出てきた魅力を伝えるための施策を練ります。
注意点は採用時のコアなフレーズと首尾一貫していること。例えば個人の成長をキーワードにしているなら成長を促すようなことを施策に盛り込み企業の強み魅力を理解してもらいます。
企業の成長であれば成長している分野の説明と今後の展望を内定者と共有する。
グローバル云々であれば海外のスタッフを呼ぶ、海外の工場を視察させるなど手はあるでしょう。
是非いろいろ検討してみてください。外部の業者を入れるのも手です。

このコラムの担当者
三條 正樹
日本エス・エイチ・エル株式会社 取締役