2020/01/30Q.2834
面接官を外注する上での注意点を教えてください。専門的な教育を受けない素人同然の社員が実施するより、よっぽど合理的だと思っています。
外注する際の準備として以下のことを事前に必ずやってください。
- 面接での評価基準をはっきりと定義する。
- 評価基準別にどのような情報を収集すべきか決める。
- 収集した情報を評価するレベルを定義する。
- 評価基準以外に収集すべき情報を決める。
- 面接準備から評価までの面接の流れを決める。
- 評価基準に適した面接手法や形式を決める。
- 運営に即した評価シートを作成する。
次に外注先を選定する際の注意点です。
- 自社の面接手法や評価にそった面接が可能な事業者を選ぶ。
- 何でもできるという会社は選ばない。15分面接で6項目の能力評価をやるという業者はやめましょう。
- 詳細な面接記録を提出できる会社を選ぶ。
最後に業者に委ねてはいけないことは以下の通りです。
- 合否判断:業者の提出した面接評価と記録をもって自社で意思決定してください。
- 意欲形成:意欲形成した本人が外部の人であったら応募者は騙されたと感じます。

このコラムの担当者
清田 茂
日本エス・エイチ・エル株式会社 執行役員