コラム

続・人事部長からの質問

2020/05/19Q.2905

複線型人事制度がありません。現場の仕事がハマってる人を無理に管理職に上げるのは会社、本人双方にメリットがないと思います。処遇を上げるためにどのようにしたら良いでしょうか。

複線型人事制度がないということは、いわゆるピラミッド型の構成で、給与をあげたければ現場を離れて管理職にならないとだめということでしょうか。しかしいくら現場でがんばっても上の管理職層に空きがなければ昇進できないということですからモチベーションは相当落ちますね。

総合職と一般職とを採用していれば、複線型人事とも言えますが、いまは一般職から総合職への転換もあたり前です。これだけ、働き方や仕事のやりがいの感じ方に多様性があり、一方で高い専門性を要求する仕事も増えてきました。従来の総合職の昇進先が管理職で管理職になれない人を専門職としてとどめておくという時代ではありません。御社でも専門エキスパート職制を導入してはいかがでしょうか。エキスパート職の内容が客観的で、スペシャリストとして専門性を生かしてキャリアを積めるという道があれば、モチベーションも上がるはずです。

奈良 学

このコラムの担当者

奈良 学

日本エス・エイチ・エル株式会社 代表取締役社長

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