テレワーク中にマネジメントを行う際の一環として、適性検査はどのように活用できるのでしょうか。
部下の仕事のやり方の特徴にパーソナリティが関係するものがあれば、適性検査の結果をもとに適切な指示ができます。テレワークとして求めるものが数的成果であれば、明確な目標値を与えられた方がやりがいを感じるタイプに。周りの状況を確認しながらチーム力を求められる仕事であればコミュニケーション力、人を巻き込む力の強い人を中心にチーム制を敷いて進捗状況を確認させてすすめる。自ら目標設定できる人と与えられた課題を正確に遂行する人に仕事の担当を切り分けていくという感じです。ただ、テレワークでは離れているからより強いマネジメントが必要と管理マネジメントといった側面を強く出すことはマイナスになることが多いです。
結果的に成果に当然差がでますが、自主管理ができない人はテレワークから外していけばいいとマネジメント的にも割り切っていきましょう。

このコラムの担当者
奈良 学
日本エス・エイチ・エル株式会社 代表取締役社長