コラム

続・人事部長からの質問

2020/07/31Q.2956

オンライン面接だと意欲形成が難しい、とはよく言われますが、コロナウイルスの影響でオンライン面接の実施を余儀なくされる状況です。オンライン面接で意欲形成するための工夫はありますか。

オンライン面接ですと学生側も形式的になりがちです。受け答えのタイミング、うなずき、疑問の表情もどこまで伝わっているかよくわかりません。意欲形成するためにも学生側にゆとりを持たせる工夫がいると思います。面接に入る前に、若手の採用担当者がアイスブレイクの時間をしっかりとること、面接官もそれでは面接に入りますといかないで面接官なりに場をならして下さい。

面接で確認したい事項を確かめた後もすぐに終了せず学生側からの質問時間をしっかりとっておいてください。可能ならそのまま先ほどの若手担当者と代わり面接後の感想や今後どういった情報がほしいかヒアリングをして下さい。

2次、3次の面接なら通常の質問して応えてもらうだけでなく、何か課題を与えてプレゼンテーションをしてもらうのはいかがでしょうか。机に座りカメラ目線で話すだけでなく、立ち上がってのパフォーマンスや作品紹介など自己PRも面白いかもしれません。学生側にハードルが高い課題ではなく、工夫次第でおもしろおかしくできるような内容がベターです。

面接後のフォローもオンラインやSNSで行うことになると思います。ZooMによる複数学生と複数社員による座談会、質問会などオンライン上でできるコンテンツも考えて下さい。

内定後には入社後を意識させるフォローが必要ですが、面接段階での意欲形成は、若手社員との交流を通じた会社理解、仕事理解が中心になります。

奈良 学

このコラムの担当者

奈良 学

日本エス・エイチ・エル株式会社 代表取締役社長

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