”やりたい職務”と”適性のある職務”が異なる場合は、どちらを優先するか。
「やりたい職務」は就業経験の無い(極めて浅い)学生でもそれなりに自分でイメージできますが、「適性のある職務」かどうかは、実際働いてみないとわからないと思います。やりたいから選んだ職務(仕事)だったが、やってみると自分には適性がなかったと感じることもあるでしょうし、それほど興味がある職務ではなかったがその仕事についてみるといろいろなところで面白さを感じるようになるということもあります。あなたの適性を考えるとこの職務があっていますと外部から言われても、自分で納得感がなければ進めません。
就活学生はどちらを優先するということではなく、まずは「やりたい職務」を選ぶべきでしょう。やり直しはできますから。

このコラムの担当者
奈良 学
日本エス・エイチ・エル株式会社 代表取締役社長