業界柄か男女比の偏りが大きく、女性が応募してくれません。どういった対策をすればよろしいでしょうか?
どのような業界なのでしょう?ひと昔前の3Kイメージの業界なのでしょうか。
いまは、建築業、警察官や自衛官といった体力重視のイメージがある職場でも女性の活躍は当たり前ですし、車両ドライバーや航空パイロットも多いです。
偏りが大きいということですが、まずは御社で活躍している数少ない女性社員と一般の女子学生にヒアリングしてみてはいかがですか。
会社がどのように変われば後輩の女性社員が増えると思うか、どうしてこの業界には女子学生の応募が極端に少ないのか、何かマイナスイメージの点があるのかなどです。
それらに応える形で具体的な会社としての取り組みを打ち出せば、女子学生の認識も変わっていくのではないですか。
同業界でも比較的女子採用がうまくいっている会社さんに話を聞いてみるのもいいでしょう。ロボットを導入して体力差をなくしている会社やユニフォームや制服を機能的かつ女性志向のものにするとか各社いろいろ工夫していると思います。
女性登用が少ないいまの内閣や国会議員の現状をみると政治の世界が一番遅れていますね。

このコラムの担当者
奈良 学
日本エス・エイチ・エル株式会社 代表取締役社長