コラム

続・人事部長からの質問

2021/07/12Q.3185

コロナ禍で適性検査をオンライン形式に切り替えたところ、適性検査の段階で離脱率が高くなっているように感じます。適性検査での離脱を防ぐためには何か工夫が必要でしょうか。

「適性検査の段階で離脱」ということですが、オンラインによる適性検査を受検しないで辞退(離脱)してしまうということでしょうか、それとも適性検査を受検はしたけれど、それ以降離脱してしまうということでしょうか。
たぶん前者だと思いますが、コロナ禍でオンラインテストに切り替えた企業が多くなっていますが、オンライン形式にしたことで離脱率が上がったという話はあまり聞きません。学生にとっても自分の都合のよい時間に受検できるオンラインテストの方が便利なはずです。
御社が、同じテスト内容で、紙版のテストからオンライン版に切り替えたのであれば、それほど影響はないと思うのですが。もし、従来は、御社独自の内容の紙テストを実施しており、それを一般的なオンライン形式テストに切り替えたとすると、受検者側に過去の選考方法と違うということで戸惑いが生じて離脱者が増えたということも考えられますが、いかがでしょう。
今後もコロナの収束が見込めない限り、御社でもオンライン形式テストを継続することになると思いますが、オンラインテストを受検させるタイミングをお考えになってはいかがでしょうか。
応募段階で全員に受けさせるということではなく、いくつかの選考過程を先に行い、絞ってから受検させるということにすれば、受検による離脱率は下げることができます。
ただ、適性検査の結果は、面接時の参考資料にもなりますから、できるだけ多くの人に受検させたいということもわかります。一度当社のコンサルタントにご相談下さい。

奈良 学

このコラムの担当者

奈良 学

日本エス・エイチ・エル株式会社 代表取締役社長

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