物事を論理的に考えられる人を採用したいです。知的能力が低いが、問題解決力が高い学生と知的能力が高く、問題解決力が低い学生どちらを優先して選考に進めるべきでしょうか?
知的能力と問題解決力は相関の高いものなので片方が高く片方が低いケースは希ですが、この場合どちらも一長一短であり面接内容で決めると思います。
面接の質問を捻って問題解決能力が高いと思う方を採用します。
水族館で水槽の水が少し漏れていました、それを見つけた職員のあなたはどうしますか?とか捻った質問をしてその回答が理路整然としているかどうか確認するような手法です。
問題解決力が本当に高ければいろいろな角度からリスクと対処法を勘案して、行動をリスト化した後に優先順位をつけ、またその優先順位のそれなりの理由も出してくるでしょう。

このコラムの担当者
三條 正樹
日本エス・エイチ・エル株式会社 取締役