人事業務の中で今後どのような業務がAIに置き換わっていくとお考えでしょうか?
すでに採用、評価、配置という場面でのAI活用は始まっています。AIをもとに配置案を検討したり、ハイポ人材の選抜対象候補の人選などに活用されているようです。ただ人事業務を担当する人がAIに置き換わっていくということではなく、より効率化、精密化を目指して人がAIを活用いていくということです。
人材アセスメントの適性判断をAIが行いブラックボックス化してしまうと、被験者の抵抗感が強いと思いますが、収集したデータ分析にはAIが使われていくはずです。データ量が増えれば増えるほど分析内容が精緻になりますから、どんどん蓄積されていけばより効率的になるはずです。

このコラムの担当者
奈良 学
日本エス・エイチ・エル株式会社 代表取締役社長