コラム

続・人事部長からの質問

2022/07/14Q.3428

日本人の人口が減少していく中で、移民の受け入れが話題にのぼることもありますが、多種多様な人材を受け入れる際に気を付けておくべきことはありますか?

「多種多様な人材」とありますが、企業にとってはいい事づくめではありません。多種多様な人材がいれば、当然考え方も様々です。軋轢を産む場合もあります。

企業が成長するには多様な人材が必要だという表面的な考え方ではなく、会社としてどこまで受けいれる土壌と覚悟があるのかをしっかりと検証する必要があります。
男性女性という性差すら乗り越えられない企業であるとするなら、かえって混乱を招くだけです。
労働力として活用したいがために外国人技術者研修制度を都合のいいように利用したりする一方で、ウクライナからの避難者を手厚く支援する姿勢ばかり報道されるこの日本の現実をみるといろいろ考えさせられます。

新卒一括採用主義から中途採用への転換も進んできています。御社でも、まずは中途採用による人材の多様化を積極的にはかり、御社に必要な多様な人材の見極めとそうした優秀な人材を活用するための処遇改善の検討をすすめていってはいかがでしょうか。

奈良 学

このコラムの担当者

奈良 学

日本エス・エイチ・エル株式会社 代表取締役社長

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