頭の良さは後天的に身につけることができると思いますか?周囲と比べて業務内容を理解するのに時間がかかってしまうことが多いです。
頭の良さの定義にもよります。頭の良さというのはいくつかの定義に分かれるので一概には言えませんが、あるものを理解する能力に関しては後天的に身につけるものは難しいと考えています。
仮に定義しますが、本質を見抜く力と理解力という面で差があると考えられます。
限られた時間内に「ここは間違えられない」「ここはあまり重要視しなくてよい」と判断する能力、相手の行っていることを理解して行動に移す能力。
これらは生まれ持った能力かどうかは分かりませんが、社会に出る頃には差として明確になっています(他の要素もあります)。
差があることを受け止め、じゃあどうするかという点がスタートラインとなります。
自分なりのマニュアル(メモ)を作る、反復をして体に覚えさせる、チェックリストを作るなどで対応することでそのギャップは埋められます。
目指せば誰でも大谷翔平選手のようになれるわけではありません。才能の差というのは上を目指すほどぶつかるものです。そこで簡単に諦めるか、考えて戦っていくか。
後者に長けた人の方が最後は成功すると、自分は考えています。

このコラムの担当者
三條 正樹
日本エス・エイチ・エル株式会社 取締役