コラム

続・人事部長からの質問

2022/09/01Q.3461

ネットで取り上げられていたのですが「遅刻をしても結果を出せばいい」というコメントが話題になっていました。他人に迷惑を掛けている時点で私はまったく理解できないのですが、こういう考え方の人って世の中に結構いるのでしょうか?

確かに、このような言い方をする人はいるでしょう。ただ、「遅刻をするしない」と「結果を出す出さない」はまったく関係ありません。
結局のところ、本音は「結果を出しているのだから少々の遅刻ぐらい見逃してくれてもいいのでは」という甘えではないでしょうか。本人も遅刻していることのばつの悪さは認識しているからこそ、このような言い逃れをしていると思います。

そもそも会社は、いかなるやり方をしてでも売上成績などの結果を出せと言っているわけではないでしょう。社内外の決められたルールの中で成果を出してほしいと考えているはずです。
こういう人は、結果が出ていない場合に自分は個人で行動する営業だから遅刻しても他人に迷惑をかけているわけではない。会議のある時は遅刻などしていない、と論点をすり替えた言い訳をしてくるだけです。

結果云々ではなく、その前に会社のルールをまずは守れと伝えて下さい。
結果を出せば何をしてもいいというのでは、組織は成り立ちません。

奈良 学

このコラムの担当者

奈良 学

日本エス・エイチ・エル株式会社 代表取締役社長

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