コラム

続・人事部長からの質問

2022/09/07Q.3465

就活生にインパクトを与えるために、少し変わっていながらも人柄や能力がよく見える適性検査と面接以外の方法を選考に取り入れたいと思っています。今まで出会った風変わりな採用で「これはおすすめだ」というものはありますか。

風変わりでありながらどこの会社にもお勧めできる方法はありません。風変わりだが妥当なものは、その会社が自社の求める人材をしっかりと定義し、その人材要件を評価するために自社でできる方法を突き詰めた結果、生まれるものなのです。

ぜひご質問者様も自社の求める人材を抽象的に定義せず、自社が求める具体的な職務行動やスキルで定義してみてください。そのうえで、その具体的な行動やスキルを評価するための方法を検討してみてください。おそらくは最終的には仕事はやらせてみるのが一番ってことになるはずです。でも、仕事をやらせてみるには乗り越えるべき様々な障害や問題があります。それらを一つ一つ解決すべく検討を進めれば、結果として自社独自の風変わりな手法が生まれるか、極めて一般的な適性検査と面接に戻ってくるか、それは貴社のご状況によります。風変わりな採用で学生にインパクトを与えたいという表現は、最近は候補者体験を向上させたいと表現されるようになりました。どのような候補者体験が自社の採用ブランド向上に結び付くかを検討することが極めて重要です。

清田 茂

このコラムの担当者

清田 茂

日本エス・エイチ・エル株式会社 執行役員

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