仕事のパフォーマンスを高めるためのルーティンはありますか?
ご質問者様の期待に応えられるようなルーティンは残念ながらありません。仕事のパフォーマンスを意識しているわけではないのですが、コンディションを維持するために行っているルーティンというか生活習慣はあります。睡眠、食事、運動です。今回は睡眠をとりあげます。
睡眠時間は基本6時間を確保します。また、睡眠の質を改善するためにストレス状態を解消してからベッドに入ります。ストレス状態はウェアラブル端末で24時間365日測定し続けていますので端末を見れば数値でわかります。ベッドに入った段階で高ストレス状態だった時は、ストレスを低下させるための呼吸法を行い、低ストレスになったことを確認してから寝ます。睡眠の深さもウェアラブル端末で毎日測定しているのでわかるのですが、これをすることで明らかに睡眠の質が改善されます。もう一つ睡眠の質を低下させる要因が飲酒です。最近は睡眠のために飲酒をほとんどしなくなりましたが、もし飲んだとしても完全にアルコールが分解されてから寝るようにしています。アルコールの分解時間は個人差がありますが、私の場合はアルコール1㏄につき10分と計算しており、ビール1缶を飲んだ場合、飲み終えてから3時間半は寝ないようにしています。 最近は睡眠と職務との関係について様々な研究がされているようですので、業務パフォーマンスや生産性の向上に効く睡眠法が発明されるかもしれません。期待しましょう。

このコラムの担当者
清田 茂
日本エス・エイチ・エル株式会社 執行役員