自社のインターンシップに向け現場社員に協力を依頼していますが、「忙しい」と断られ難航しています。どのように協力を求めればいいでしょうか?
既に断られてしまっているようですから、別の方の力をお借りして再度依頼をかけてみてください。協力をお願いする社員が断れない人から依頼すればよいのです。
しかし、この方法ではご質問者様から依頼する次の機会でも同じことが起こってしまいますので、ネットワーキングのコンピテンシーを開発することをお薦めします。以下のリストに従って行動してください。
まずは接点を作りましょう。
- 常に社内の人との接点を持てるよう意識して行動する。
- 全く接点のない組織や部署の人々と関わることができるプロジェクトなどに参加する。
- 上位管理職や目立った活躍をしている人を紹介してもらいコミュニケーションをとる。
- 社内イベントに積極的に参加し、他部署や階層の異なる人との接点を持つ。
接点を持つことができたら次は関係を深める努力です。
- それぞれの人にとって役立つ関わり方を意識する。
- 情報が求められる場合には最適な情報を、支援が求められる場合は最適な支援を、人脈が求められる場合は最適な人を提供する。
- よい関係を維持するために定期的に接点を持つ。
- こちらが関心を持っていることをアピールする。
これらのネットワーキング活動がうまくいけば、あなたのために一肌脱いでくれる人をたくさん作ることができます。

このコラムの担当者
清田 茂
日本エス・エイチ・エル株式会社 執行役員