真面目な人に負荷の大きい仕事を押し付けて、仕事ができない(というか真面目にやらない)人には簡単な仕事しか与えない風潮があります。不公平感がすごくてモチベーションが上がらないのですが、どの会社もこんなものなのでしょうか。
真面目か不真面目かで任せる仕事を区別するものでしょうか。
真面目にやらない人には、どんな仕事でも任せられません。辞めてもらうべきです。
一方で、仕事ができる人にほど難しい仕事が回ってくるということはあるかもしれません。
上司が負担の大きい仕事だからこそ安心して誰それにお願いしたくなるという気持ちを持つのもわかりますが、そうなるとどうして自分にだけ負担を押し付けるのか、どうしてあの人にばかり大きな仕事を頼むのかと全員が不公平感を持つようになってしまいがちです。
部下それぞれの能力をきちんとはかりながら、能力のある人には高い評価を伝えてさらなる高みを目指してもらう。能力的には難しそうな人にでも今後の成長のために挑戦させることも必要です。前提はどちらにも精一杯やってもらうことです。真面目に取り組めない人はいりません。

このコラムの担当者
奈良 学
日本エス・エイチ・エル株式会社 代表取締役社長