学生時代をコロナ禍で過ごした学生の面接が非常に難しいです。プロジェクト制のある経験が少なく、頑張ったことを聞いても「対戦型のゲーム」といった答えが返ってきます。どのように面接を工夫したら良いでしょうか。
学生時代に頑張ったことを評価しようという発想が間違いと気付くべきです。
それは学生という環境で好きなことをやった結果かであって仕事で同じ事ができるとは限りません。もっともピントのずれた評価になるでしょう。
極めて希ですが価値のある実績がある場合は大いに評価すべきです。
学生時代にビジネスを立ち上げた、特許を取得した、プログラミングの賞を取ったなどあれば入社後同じ方面での活躍は期待できますしその行動力は評価に値します。
ご質問の「対戦型ゲーム」は論外、アルバイトで頑張った、○○部のキャプテンだったなどそれが入社後役に立つケースなんてほとんどありません。話すだけ話させて応募者に満足してもらうための儀式です。
面接の工夫などいりません。
応募者をよく観察して記録を取る訓練をしてください。

このコラムの担当者
三條 正樹
日本エス・エイチ・エル株式会社 取締役