技術職や資格職でGABのような知的能力テストを課す必要はあるのでしょうか。
あると思います。
GABというテスト、たとえば計数テストは時間が無制限であれば小学生高学年でも大半は満点を獲るでしょう。知識の深さを問うてないからです。
あくまで速く正確に解く(処理)能力を測っています。
たとえばご質問にあるとおり技術は十分、資格は持っているという人でも実際の業務では大して戦力にならない人も長く採用していれば出会っていると思います。それは処理能力が低い、もしくは落ちているからです。それを防ぐためにも知的能力テストの意味はあります。
迷われるようであれば当面は知的能力テストを課して、入社後パフォーマンスにその能力が関係するかどうか分析をすればその後の判断材料に使えます。
関係が無ければ実施しなければよいのです。そういう会社様もあります。

このコラムの担当者
三條 正樹
日本エス・エイチ・エル株式会社 取締役