結局、適性検査の結果はどの程度信じるべきなのか。
信じる、信じないという視点で考えるのであればいっそ使わない方がよいと思います。
完全なものではありません。
誤差もあるし、統計という過去のデータから作られたアウトプット、予測は未来という確率を高めるためのものでしかないからです。
創業者の清水は医師のカルテのようなものとよく言ってました。カルテだけで病気を決めつけられるケースは極めて希で医師の診断の手助けをするためのデータをあつめたものがカルテです。医師は面接官等のアセスメントをする人ということになります。
カルテもなく自己申告だけで診察すれば誤診の可能性が高くなります。適性検査の結果はカルテのような存在だと考えてください。

このコラムの担当者
三條 正樹
日本エス・エイチ・エル株式会社 取締役