私たちのようなアセスメント事業者が持っているコンピテンシーモデル、スキルモデルに記載されているものがポータブルスキルです。ポータブルスキルではないものとは、自社のとあるキーマンを説得するための方法や自社の製品に関する知識、自社独自システムの操作などをさします。 進め方としては大規模な職務分析を行い、ポータブルスキルのスキルマップを作成します。この際、網羅的なスキルの辞書を持つコンサルタントを活用することをお勧めします。評価方法は、人事考課と同様に評価者の訓練を行い、適切な評価が行われる体制を作っていきます。スキルも現在の職務で必要とされるものは顕在化し評価できますが、役割上必要性が弱いものは外部からの評価がしにくくなります。特定のポストへの選抜のためにスキル評価を行う場合は、アセスメントツールを活用してください。
公開日:1970/01/01