コラム

人事コンサルタントの視点

SHLとPreVisorが合併――人材マネジメントのグローバル・リーダーへ

公開日:2011/02/08

このコーナーは、イギリスのSHLグループがお客様に向けて発信している様々な情報を日本語に翻訳してご紹介するものです。主にグループのネット配信「SHL Newsletter」や広報誌「SHL News」、HPプレスリリースなどから記事をピックアップしています。海外の人事の現場でどんなことが話題になっているのか、人材マネジメントに関して海外企業はどんな取り組みをしているのかをお伝えすることで、皆さまのお役に立てればと願っております。

今回は、1月11日に発表された、SHLグループとPreVisorの合併についてお知らせします。

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背景

(ロンドン・アトランタ発、2011年1月11日)
最大の人材アセスメント・パイオニアである2社、SHLとPreVisorが、本日、合併して人材マネジメントのグローバル・リーダーを世に送り出すことを発表しました。合併後の社名はSHLとなり、150ヶ国以上、30言語以上で年間1500万件以上のアセスメントを実施します。

合併後の会社は従業員数が850名を超え、50ヶ国以上で展開します。合併によって、公的機関以外としては世界のどこよりも最大人数のビジネス心理学者を抱える会社となります。これらの力と世界クラスのコンサルティング手腕、24時間体制の顧客サポートセンターにより、SHLは顧客にグローバルな専門性とローカルな洞察の両方を提供でき、使いやすい技術プラットフォームを通して1000種以上のアセスメントへのアクセスを提供できます。

SHLのCEOであり、新しいSHLグループCEOに就任予定のDavid Leigh氏は次のように述べています。『30年以上に渡ってSHLとPreVisorは人材マネジメントの第一線にいましたので、我々の合併の発表は業界の今後を決定づける瞬間です。この決定的な動きが、人材インテリジェンスにおける真のグローバルリーダーの創造を加速し、人材マネジメント市場を根本的に変えるでしょう。科学的厳密さやイノベーション、テクノロジーのリーダーシップ、専門性とデータの最大プールによって、我々が、より効果的な人材意思決定によるビジネス推進における最大のグローバル権威になるでしょう。』

SHLはロンドンに本社を置き、北米、ヨーロッパ、中東、アフリカ、アジア、オーストラリア/ニュージーランドにオフィスを置く予定です。

顧客が利用できるサービスの規模が、Fortune Global 500社の50%、FTSE 100社の80%、オーストラリア証券取引所取り扱い企業(ASX)の半数以上が人材マネジメントのソリューションとサービスにSHLとPreVisorを使っている理由です。それらの中には、Barclays、Coca-Cola、Danone、General Mills、Marks & Spencer、Microsoft、Sprint、Target、Time Warner Cable、UnitedHealth Group、Vodafone、Xeroxなどが含まれます。

合併後のグループの長期的戦略や商品統廃合について、現時点ではあまり明らかになっていません。我々日本エス・エイチ・エルにとっては、おそらく、アメリカで活用されているPreVisor商品という選択肢が増えることになり、それらが日本のマーケットでどのような可能性を持つのか、楽しみなところです。

堀 博美

このコラムの担当者

堀 博美

日本エス・エイチ・エル株式会社

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