SIOP 2013
公開日:2013/04/30
このコーナーは、イギリスのSHLグループがお客様に向けて発信している様々な情報を日本語に翻訳してご紹介するものです。主にグループの広報誌やユーザー向けネット配信、HPプレスリリースなどから記事をピックアップしています。海外の人事の現場でどんなことが話題になっているのか、人材マネジメントに関して海外企業はどんな取り組みをしているのかをお伝えすることで、皆さまのお役に立てればと願っております。
今回はSIOP(米国産業組織心理学会)年次カンファレンス参加のご報告です。
CEB Valtera、SHL、PDRIの専門家が第28回SIOP年次カンファレンスに参加し、過去最多のプレゼンテーションを行いました。
SIOPとはSociety for Industrial and Organizational Psychologyの略です。28回目のカンファレンスは2013年4月11日~13日、テキサス州ヒューストンで開催されました。世界中から数千人の職業心理学者が集い、この分野におけるベストプラクティスや最先端の研究、最新の科学的イノベーションについて議論しました。
カンファレンスでは、CEB Valtera、SHL、PDRIの幹部が、ポスターセッション・シンポジウム・フォーラムなど合計63件のディスカッションをリードし、採用選抜・人材管理・トレーニング・職務パフォーマンスなど社員ライフサイクル全体に渡ってビジネスが直面する最も重要な問題を扱いました。
主なものは以下のとおりです。
- 「What’s all the Buzz About? 過去5年間で最もインパクトのあった研究開発」(ワークショップ:ナンシー・チッピンズ CEB Valtera)
- 「ビッグ・データ:産業組織心理学にとっての大きなチャンス」(パネルディスカッション:ユージン・バークSHL、トッド・カーライル Google、ジャネット・マンジュロTime Warner Cable、デボラ・ミッシェル Sprint、ジェフ・ファクトー SHL)
- 「アセスメントにおけるジレンマ:ソリューションとベストプラクティスに関する洞察」(ラウンドテーブル:スー・カバーデール CEB Valteraら)
- 「モバイル・インターネット・アセスメント:メリット、課題、ベストプラクティスに関する考察」(ラウンドテーブル・ディスカッション:クレイグ・ドーソン SHL、ケン・ラッティ SHL)
また、PDRIのジェフ・ドーソンとケネス・ブルスキウィッチ、CEB Valteraのジェフ・ファクトーとロバート・ドリガーが、スコット・メイヤー応用研究賞を受賞しました。さらにナンシー・ティッピンズがDistinguished Professional Contributions賞を受賞しました。
CEB ValteraとPDRIは、SHLと共に、CEBグループに属する人事ソリューションの専門会社です。CEB Valteraは特にエンゲージメント調査研究に定評があり、PDRIは米国政府関係機関の人事ソリューションに数多く関わっています。SHLのもつ技術との相乗作用が期待されます。
SIOP第28回大会の様子は下記のウェブサイトからご確認いただけます。
http://www.siop.org/conferences/default.aspx

このコラムの担当者
堀 博美
日本エス・エイチ・エル株式会社