CEBが今年の採用技術革新賞を受賞
公開日:2014/05/14
このコーナーは、イギリスのSHLグループがお客様に向けて発信している様々な情報を日本語に翻訳してご紹介するものです。主にグループの広報誌やユーザー向けネット配信、HPプレスリリースなどから記事をピックアップしています。海外の人事の現場でどんなことが話題になっているのか、人材マネジメントに関して海外企業はどんな取り組みをしているのかをお伝えすることで、皆さまのお役に立てればと願っております。
今回はCEB SHL Talent Measurement のプレスリリース記事からご紹介します。
2014年のRecruiter Awards for Excellenceにおいて、CEBがバークレイズ銀行とのパートナーシップで行った仕事が栄えあるRecruitment Technology Innovation賞を受賞しました。CEBのSHL Talent Measurementソリューション・ポートフォリオのひとつ、「対話型シミュレーションアセスメント」の事業業績に与えるインパクトが実証されたことを認められての受賞です。
バークレイズ銀行はイギリスでこの技術を初めて導入しました。以来、ビデオによるシミュレーションアセスメントの発展における重要な推進者、力強い中心軸としての役割を果たしています。バークレイズ銀行はその革新性によって知られていますが、候補者たちに現実的で魅力的な経験をさせたいと考えていました。この技術を採用プロセスに組み込んだ結果は期待をはるかに超えるものでした。Susan Firbank(採用部長)は次のようにコメントしています。『候補者に我々のビジネスの価値観や風土を経験させながら我々の職場環境における彼らの行動を予測できたことで、受検者の合格率は劇的に改善しました。最新テクノロジーを深い洞察と組み合わせたCEBとのパートナーシップが、我々がベストな人材を惹きつけることを可能にしています。』
マルチメディア・シミュレーションが組み込まれたCEBの最新技術によるアセスメントは、職務応募者を現実の職場環境におき、スキルと適性を客観的に評価できます。現実度と候補者の関与を高め、かつ、採用活動への投資効率を向上させることによって、最適な人材採用を支援します。
『シミュレーションアセスメントは採用者にとって効率的で強力なツールです。バークレイズ銀行と一緒にこの分野におけるテクノロジーの境界を押し上げた我々のパートナーシップが認められたことを光栄に思います。このタイプのアセスメントは昨年1年間だけでも1500万人以上の受検者の選抜に使われ、多くの企業の採用活動のビジネスインパクト改善をお手伝いしています。』(Robert Morgan(CEBマネジング・ダイレクター))
Recruiter Awards for Excellenceはイギリスの採用コミュニティにおける最大イベントです。様々な業界のベストプラクティスを認め成功を祝うものです。審査団は、Unilever、ArcelorMittal、Hitachiの人事エキスパートなど先進的グローバルカンパニーの著名人で構成されます。
テクノロジーを活用した採用アセスメントが日本でどう展開していくか、注目です。
このコラムの担当者
堀 博美
日本エス・エイチ・エル株式会社