SHLバーチャル・アセスメント&ディベロップメントセンターが、最も革新的なソリューションとしてHRテック賞を受賞
公開日:2020/09/21
このコーナーは、当社がライセンス契約を結んでいるSHL Group Ltd. がお客様に向けて発信している様々な情報を日本語に翻訳してご紹介するものです。主にグループHPのプレスリリースやブログなどから記事をピックアップしています。海外の人事の現場でどんなことが話題になっているのか、人材マネジメントに関して海外企業はどんな取り組みをしているのかをお伝えすることで、皆さまのお役に立てればと願っております。
今回はSHLグループからのプレスリリースの記事です。
審査員たちは、企業が時間と費用を節減しながら候補者に集中できるソリューションに「打ちのめされ」ました。
(ミネアポリス、2020年8月13日)
SHLのバーチャル・アセスメント&ディベロップメントセンター(VADC)が、Lighthouse Research and Advisory主催のHRテック賞によって、2020年の最も革新的なテクノロジーソリューションとして認められました。
VADCは、人材を採用、昇進、育成するためのより迅速で包括的な方法を提供するように設計されています。SHLの顧客は、このソリューションを使用して、全体的なコストが20%、時間が75%節減されたと報告しています。
SHLの最高デジタル責任者であるJora Gill氏は、次のように述べています。「私たちは採用のグローバル化に合わせてこのテクノロジーを開発しました。組織は世界中のトップ候補者に面接するために膨大な時間と資金を費やさなければなりませんが、当社のVADCはプロセスからコストと時間を削減するので、採用マネジャーはその人の人物や適性に集中することができます。さらに、パンデミックの最中、多くの顧客が人材の獲得と育成へのバーチャルなアプローチを余儀なくされているため、このソリューションは不可欠なものになってきました。」
SHLのVADCは、他の同類の製品とは異なり、次のような充実した特徴を備えています。
- ライブまたは録画されたビデオ面接を実施できる
- ドキュメントハブで、候補者の情報すべてを1か所に保持する
- パーソナリティや意欲、スキル、能力、行動を明らかにするSHLの一連のアセスメントを実施できる
また、アセッサーは、他のアセッサーが見ることができるよう、候補者の特徴的な資質にタグを付けることができます。スコアカードにすべての分析が表示されるため、評価結果が高くて役割に最適な候補者を簡単に確認することができます。
「これは、私が慣れ親しんでいるアセスメントとは異なります-『できること』に圧倒されました」(HRテック賞審査員)
SHLではHRのグローバル化を見据えて、バーチャル商品の開発を進めていました。VADCもそのひとつです。
VADCに日本語の題材はまだ装備されていませんが、対面でのアセスメントセンターやディベロップメントセンターの実施が難しい中、私たち日本エス・エイチ・エルができることを模索しているところです。

このコラムの担当者
堀 博美
日本エス・エイチ・エル株式会社