最近の学生は選考対策をしており、面接において他人の経験をあたかも自分の経験のように語る学生もいると聞いています。当社の面接官や面接手法では、こうした学生のウソに騙されてしまっているのでは、と危惧しております。学生のウソや誇張を見破る、うまい方法はありますか。
面接会場にPCを用意してください。
学生のPRに誇張やウソの気配が感じ取れたら「証拠を見せてください」とハッキリ言いましょう。大きな大会などならネットに繋いだPCで見る事は出来るでしょうし、もしなければ1週間以内に送ってくださいでもかまいません。ウソなら選考を辞退するでしょう。
もっと小さいPR(サークルの飲み会やイベントの幹事など)であれば、初めから評価する必要はありません。「それが当社に入って何の役に立つのでしょうか?」と、切り返して適当に話を合わせておけば十分です。応募者も満足できるでしょう。
また、他人の経験をあたかも自分の経験のように語る事が出来るのは「優れた才能」の一つなので営業の仕事などなら採用してみるのも手としてはあります。ウソはともかく、体験していないことを語り効果的に伝えるのはスキルとして重要です。

このコラムの担当者
三條 正樹
日本エス・エイチ・エル株式会社 取締役