コラム

続・人事部長からの質問

2012/10/22Q.1067

若手社員の定着性の問題について、パーソナリティ面だけでなく、意欲や価値観の刷りあわせが必要だと感じます。この点について、貴社のサーベイを具体的に活用する方法をご教示下さい。

意欲と価値観の測定ツールとして、意欲リソース測定のMQ(エムキュー)、価値観測定のV@W(ヴァリューズアットワーク)という2つの質問紙があります。
いずれも同じ使い方ができるため、社内での予備調査で妥当性が高いツールをご利用になられる事をお勧めします。

若手の定着性問題を解決するためには、定着性に影響を与えている意欲リソース因子、価値観因子を発見しなければなりません。調査方法は、全新入社員にMQとV@Wを実施し、1年後退職した人と残っている人の各因子得点の中で有意な差が見られるものを探し出します。

差が見られた因子を吟味し、定着に影響を与えている可能性が高いと見なしたものについては採用選考時に注視すべき要素とします。

清田 茂

このコラムの担当者

清田 茂

日本エス・エイチ・エル株式会社 執行役員

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