当社は社員のファッションについて比較的自由ですが、別の企業ではカジュアルな腕時計(Gショックなど)が禁止されています。
やはりビジネスマナーとしてルールを設けたほうがいいのでしょうか?
貴社はそのような服装やアクセサリーなどに関してルールはありますか?
当社に関して言えば、一般的な常識レベルの服装の範囲内ということにしております。企業にお邪魔するコンサルタントの場合は、当社社員として自覚を持ち品位、ブランド価値に留意し、かつ相手に不快感を与えない服装でと伝えています。カジュアルな腕時計やメガネフレーム、女性のアクセサリー、ネイルアートもその範囲内であれば構いません。社内で回りから浮いていて問題になりそうな場合は、当然社外でもマナー違反になることが多いでしょうから目についたら早目に注意をします。
クール・ビズ、ウォーム・ビズでビジネス世界の服装もかなり柔軟になってきてはいますが、御社でも取引先や業界などの事情を考慮し、ルールをお決めになってはいかがでしょうか。特にいまの若手社員は、先輩世代が持つビジネス社会の常識に疎いですから、気づいた時点でアドバイスをしてあげて下さい。

このコラムの担当者
奈良 学
日本エス・エイチ・エル株式会社 代表取締役社長