13卒採用と14卒採用でのトレンドなどにおける決定的な違いがあるとすれば、それは何であると予測されるでしょうか?
13年卒採用と14年卒採用とを比較すると新卒採用環境はそれほど変化がありません。日程面も12月広報開始、4月選考開始の2年目ですし、景気もやや回復してはいますが採用予定数が大幅に伸びることは期待できません。
その点からすると決定的な違いはあまりなさそうだというのが正直な気持ちです。
違いが起こるとすれば、厳しい中でも内定率が上がった先輩達の就職状況をみて、新4年生が「短期決戦とはいえ極端に焦る必要はない。可能な範囲で自分に合った企業群を絞り込んでいきたい」という流れがどちらに強くぶれるか。つまり、より強い安定志向になるのか中小企業への就職も見据えた活動に繋がるのか、どちらになるかで違ってくると考えます。

このコラムの担当者
奈良 学
日本エス・エイチ・エル株式会社 代表取締役社長