パーソナリティ検査の結果を配属に利用する場合、採用時のデータを使うか、配属の際に改めて受け直すか、どちらが良いですか。配属までは採用時のデータは1年半の間隔が空きます。
今回の場合は、再受検をおすすめします。理由は、新入社員が対象であり、1年半の間隔があるためです。
パーソナリティ検査結果は、仕事や環境が変わった時に変化が起こりやすくなります。特に新卒で社会人未経験の新入社員の場合、はじめの1年間ほどで大きく変化することがあります。既に働いている人が同じ職務や環境にいる場合、パーソナリティ検査の有効期間は約2年間です。
このことは仕事がパーソナリティに影響を与えていることをあらわしています。入社10年もすると、商社に勤める人は商社マンらしく、銀行に勤める人は銀行マンらしくなるものです。

このコラムの担当者
清田 茂
日本エス・エイチ・エル株式会社 執行役員