コラム

続・人事部長からの質問

2013/06/12Q.1221

貴社は今年で創立25周年だと聞いた。昔を振り返った際に、もし心に残っているエピソードがあれば教えて欲しい。

自分はそのうち約20年の歴史しか知りませんが、昔は会社としての体をなしていなかった。その環境を当時の社長清水は問題として認識していながら楽しんでいました。

約5年間外部の業者として接点はありましたが、入社してから予想を超えるその杜撰な組織に目眩がしたものです。自分が考え得る問題点と解決策を入社の翌日に渡し、そのままミーティングをおこなったときに「こんな組織でもやっていけるのだからスゴイでしょ」と、笑いながら一つ一つ説明を聞いていたことを時々思い出します。今思えば盆栽を育てるように本当に会社を育てることを楽しんでいたのだと思います。

中でも傑作なのは「電話機」で当時「大電話」「小電話」という意味不明な名称でPBXを2台接続していたことです。例え営業部門でも外線を3つ使うと回線がパンクする仕組みには呆れるばかりでその上掛かってきもしないフリーダイヤルの回線だけはしっかり確保という謎。
内線は「大電話」「小電話」同士でしか掛けられず、当時普及を始めていたPHSや携帯電話は当然のことのように無い。こんな非効率で業務に支障のあることは真っ先に改善すべきですと詰め寄ると「お金が無い」と一蹴されたことを覚えています(1年後には導入)。

懐かしいです。

三條 正樹

このコラムの担当者

三條 正樹

日本エス・エイチ・エル株式会社 取締役

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