リクルーターを使い学生のフォローを実施していますが、リクルーターに伝えておかなければならない注意点を教えて頂けますでしょうか。
リクルーターの役割は2つ。学生の入社意欲を向上させることと選考のための情報を収集することです。特に意欲形成はリクルーターの主要な役割ですので、今回はこちらについて申し上げます。
学生には次の3つの印象を与える必要があります。カッコいい社会の先輩、会社に対して肯定的なイメージを作ってくれる、一緒に働きたいと思わせてくれる。
このような印象を学生に与えるためには、自分の言葉で話すこと、相手の話をよく聞くことを実践します。
「自分の言葉で話す」については、以下の事項を整理してわかりやすく伝えるようにしてください。
なぜこの会社に入社したか、日々感じるやりがいは何か、なぜ転職しないのか、今の仕事の魅力、会社の魅力、給料・休暇・残業などへの思い、周囲の人(同僚・後輩・上司・取引先)についての思い。
「相手の話をよく聞く」については、以下の事項を意識してください。
しっかりと目を見る、大きくうなずく、批判しない、最後まで黙って聴く、しみじみと振り返り肯定的な発言をする。

このコラムの担当者
清田 茂
日本エス・エイチ・エル株式会社 執行役員