コラム

続・人事部長からの質問

2013/07/16Q.1244

「最近の学生には心配性な人が多い」「最近の学生はセミナーや面接を無断欠席するようになった」など「最近の学生論」がよく聞かれますが何か実感されるような傾向の変化はありますか?

「最近の学生は……だ。」とヒト括りにしてラベル貼りしたような言いようがありますが、それほど大きな変化はないと思います。以前から説明会を無断欠席する学生はおりましたし、細かいことを心配する学生もいました。
ただ、どうも就職活動における企業研究、仕事選択を大学や高校受験といった進学のときと同じような感覚でとらえて、行動している学生が多いと感じています。

私の世代では、社会人になるということは学生時代とは別の世界へ足を踏み入れること、逆に言えばこれまでの自分の延長線上ではなく、かけ離れた世界に向かってチャレンジできる絶好の機会でもあるという感覚がまだありました。古臭い言い方ですが「夢を持って社会に出る」ということです。

今の学生は、自分の大学や専攻なら、こんな会社に「入れそう」。こうすれば選考試験をパスしてこの会社に「入れそう」。他の人がこうやっているから自分も同じことをする。
まるで「偏差値」基準や合格対策ありきで、目先の入れそうな会社を選んでいるような気がします。
もっと若者らしい挑戦心がほしいです。

奈良 学

このコラムの担当者

奈良 学

日本エス・エイチ・エル株式会社 代表取締役社長

質問をする

おすすめのタグから探す

メールマガジン登録

日本エス・エイチ・エルのメールマガジンではタレントマネジメント・人材採用に関する様々な情報を発信しております。

メールマガジンに登録する

組織人事や採用の問題解決は
日本エス・エイチ・エルに
ご相談ください

サービスをもっと知りたい方

資料ダウンロード

サービスの導入を検討している方

お問い合わせ