昨年まで2人だった採用担当が、今年から1人に減らされてしまい、マンパワー削減が課題になっています。テストの使い方や面接の仕方など、効率化のための取り組み事例を教えてください。
大手企業さんでも実質的に採用担当が1名の会社があります。その企業さんは、会社説明会からエントリー受付、適性検査の実施管理といった面接前までのフローを全てアウトソーシングしています。このように自社のマンパワーが不足している場合は、社員は終盤の面接など採用の核になる部分だけに注力する方法もあります。また、ここまで全面的にアウトソーシングしなくても、採用担当が採用活動を動かす役割に徹し、適性テスト実施後に自社のリクルーター、面接官を効率よく配置、動かすことができれば問題ありません。その場合も外部にリクルータートレーニングや面接官トレーニングを依託すればよいでしょう。適性テストもWebテストを活用すれば、会場などの準備、手配が要りません。
その会社のマンパワーに合わせて工夫をすればよい採用ができるはずです。是非、当社のコンサルタントにご相談下さい。

このコラムの担当者
奈良 学
日本エス・エイチ・エル株式会社 代表取締役社長
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