プレイングマネージャーのプレーヤーとマネージャーの業務比率は、どの程度が適切だとお考えになりますか?
※法人営業部門でメンバーは5~6名(若手2~3名、中堅2~3名程度)です。
会社が「プレイングマネージャー」に期待するのは、あくまでマネージャーとしての成果です。プレーヤーとしての比重はチームの置かれている状況により少々違いがあるかもしれませんが、プレーヤーとして大手法人や重要案件を担当したとしても、その成果が結果としてチーム全体の成果につながらなくてはなりません。優れた実績を残しプレーヤーとして活躍するその行動が部下の目標、模範になりかつ部下への指導法について説得力を持つかもしれませんが、プレーヤーとしてはあくまで部下のフォローに徹し、自分の実績はそこそこでもマネージャーとして信頼されチーム全体が大きく伸びれば問題はありません。
マネージャー業務100%達成のためにプレーヤーとしても行動するという考え方で良いと思います。

このコラムの担当者
奈良 学
日本エス・エイチ・エル株式会社 代表取締役社長