仕事中に私語や休憩など無駄な行動にばかり時間を費やす上司がいます。その分自分の仕事は増える一方です。まわり(部下)が困っている、ということを気付かせるいい方法はないでしょうか?
これは自分が回答しなくてはなりません。
自分も仕事中に私語をよくしています。まわりが困っているのかも知れません。
しかし、反論をさせて貰えば上司が部下の仕事を確認するときに後ろの席で凝視したり監視カメラで確認したりすることと雑談の中でやることではどちらが部下のプレッシャーになるのでしょうか?部下の人達はあらゆる業務を残業無しで高い成果を上げられるほど完成しているのでしょうか?
比率にもよりますが私語や雑談を使って観察することはとても重要な事です。最近は観察をしないマネージャの方が多く、必要な報告だけ会議や自分の席に呼びつけてやっているマネージャがいますがそれこそマネジメントが出来ていない。
業務の実態を見ずに結果だけ指摘をしていれば結果の出ない人のプロセスの改善など出来るはずがない。それに報告を主体にすれば報告事項ばかりが増えて組織が疲弊してしまう。
もし本当にまわりが困っているなら上司のその上の上司に困っている旨を伝えてください。上司が無能で本当に邪魔しているだけなら今後のやり方は変わるでしょう、もし有能な上司がマネジメントの一環でやっているのであれば今後も変わらないと思います。

このコラムの担当者
三條 正樹
日本エス・エイチ・エル株式会社 取締役