コラム

続・人事部長からの質問

2014/07/24Q.1497

採用について問題意識を持たない上司にテストの有効性を説明する良い方法はありますか?

そういうことでしたらテスト以前に現在の採用選考における問題点及び問題意識を持たせるところから始まります。
選考で何をされているか解りかねますが少なくとも面接くらいはやっているでしょう。面接の妥当性を検証してみてください。
もっとも簡単なのは面接の評価順と3年後の人事考課を比較することです。(余力があれば統計的な分析をしてください)
よほどずば抜けた能力の面接官でなければまともな序列になりません。理由は「誰が見ても優秀な層」と「誰が見てもダメな層」は面接でもある程度把握出来るが、それ以外の人に関しては面接だけでは序列を付けるのは難しいからです。ここで問題意識を高めてもらいます。
一度でも自身(及び採用チーム)の面接の妥当性検証のデータを振り返れば面接の評価がいかに難しいか理解出来るはず。

その後、テストを利用して再び同じような妥当性検証をおこなえば精度が上がっていることを実感することができます。テストを使う事で予測能力(特にポテンシャル)が格段にアップするからです。企業によっては費用対効果まで出すところもあります。そうなるとテスト無しで採用は出来なくなります。

三條 正樹

このコラムの担当者

三條 正樹

日本エス・エイチ・エル株式会社 取締役

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