2016年卒に向け、適性検査結果から求める人物像を明確にして採用を行いたい。上長を説得する効果的な内容は?
上長にインタビューし求める人材像をヒアリングして下さい。その中で若手社員の中で、上長が高く評価している人物とその理由も聞いておいて下さい。
2016年卒からすぐに適性検査を導入することについてハードルが高いようですので、2015年卒の内定者と上長の評価が高い若手社員に適性検査を受検してもらい、比較してはいかがでしょうか。
内定者と社員との間で上長の考える特性がみられれば、上長も納得感があり導入の検討が進むのではないでしょうか。ポイントは、内定者、若手に加えて上長を含め採用部門の担当者複数にも受検していただくことです。当社のコンサルタントから上長に受検結果をフィードバックさせていただければ、適性検査に対する理解が一層深まるはずです。
万が一、上長の評価する特性が内定者や若手社員にみられないようなら、上長の評価基準自体が主観的であいまいなものと言えます。客観的な評価基準、人材要件(像)を作成しましょうと説得して下さい。

このコラムの担当者
奈良 学
日本エス・エイチ・エル株式会社 代表取締役社長