コラム

続・人事部長からの質問

2015/01/05Q.1603

タブレットを社員に配布していますが、年次の高い世代で喜んで使う人と拒否反応を示す人に分かれます。拒否反応を示す人に対してどのように使うことを促せばよいでしょうか。

私は年次が高い方ですが、新しいデバイスを触るのが好きなので拒否反応を示す人の気持ちがわかりません。また拒否反応は年次に関係なくあるものだと思います。
拒否反応は、単純に使い方がわからない、新しい操作方法を一から覚えるのがおっくうだからという場合と、使い方を間違えたり、知らないことがあるとまわりから馬鹿にされると考える気持ちがあるからではないでしょうか。ノートPCなど既存のデバイスが残っているとそちらを使いがちになります。
導入時に、拒否反応を起こしそうな人を集めて導入時研修を実施しましょう。各個人に任せてはいけません。最低限の使用の仕方を覚えたか研修後簡単なテストで確認します。
研修後は、すでにタブレットの操作に詳しい社員を現場コーチに任命します。コーチは自分の担当するチームの人からの質問に必ず丁寧に応え、教えてあげる責任があります。
導入研修後しばらくは特定作業以外はノートPCの使用を禁じ、タブレットでWeb閲覧、メール送信、文書作成など基本業務をさせます。会議資料・議事録作成や日報作成・提出など日常作業をタブレットでさせ慣れさせます。習うより慣れろです。
加えてモバイル性の高いタブレットの特性を生かした業務での使い方コンテストのようなものを実施してはいかがですか。
年次の高い人でも使える思わぬ活用法が見つかるかもしれません。

奈良 学

このコラムの担当者

奈良 学

日本エス・エイチ・エル株式会社 代表取締役社長

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