適性検査の適正価格はいくらですか?1名500円のものから1万円を超えるものもありますが、そんなに違うものでしょうか?
適性検査の価格は、ユーティリティ(有用性)と競合商品の影響を受けます。
ユーティリティは受検対象者と目的によって変わります。社長の選抜の場合、選抜ミスによる会社の損失は甚大ですから、1名につき50万円以上のアセスメントを実施しても十分なリターンが得られます。一方、新卒採用の応募者集めのためプレエントリー全員(5万名)に自己分析用の適性検査を実施する場合、1名あたりの受検料は100円以下でなければ別の方法を検討することになります。
概ねこのような感じです。難易度が高い(成功する人が少ない)大きな利益を生み出す仕事の候補者を選抜するために用いられる妥当性(予測力)の高い適性検査は値段が高く、難易度が低い(誰でも出来る)利益貢献の少ない仕事の候補者を選抜するために用いられる妥当性(予測力)の低い適性検査は値段が安い。
あとは競合商品との関係によって価格が決まります。
このコラムの担当者
清田 茂
執行役員
入社以来30年、HRコンサルタントとして日本の人事アセスメント界を牽引。大手を中心にコンピテンシーモデリングから選抜設計、サクセッションプラン構築まで広範なプロジェクトを完遂。特に経営層との対話を通じた次世代リーダー育成に高い実績を持つ。 2002年取締役、2020年より執行役員として直販部門を統括。最前線で「人と仕事と組織の最適化」を追求する傍ら、SHLグループのグローバル知見の国内導入も推進。