東南アジアへの進出を考える際に現地出身の留学生を採用したいと考えている。入社した後、現地の社員として働いて欲しいと考えている。適性テストなどを受検させる際に注意すべき点はありますか?
ご質問のケースに限定した注意点は特にございません。
一般的なことですが、入社後に行う仕事の適性を判断することが可能なテストを実施すべきです。加えて、知的能力テストは母国語で受検させると真の知的能力が測定できます。
日本語能力と測定対象となる知的能力は独立したものであることを肝に銘じて知的能力テストを実施してください。パーソナリティ検査は時間制限がないものが多いため、母国語にこだわる必要はないと考えますが、日本語能力が著しく弱い受検者の場合、結果を信頼できません。

このコラムの担当者
清田 茂
日本エス・エイチ・エル株式会社 執行役員