経営幹部候補を育成する場合、どの時点から育成や研修を分けて実施した方がよいのでしょうか。
一般的には30代から幹部候補を育成していきたいとの考えがあるようです。
御社の経営幹部に必要な能力、コンピテンシーはどのようなものでしょうか。
客観的に測定できるものなら、基準に達した方から選抜し始めて構わないはずです。
マネージャーであっても部長であっても、あるいは20代、30代といった年齢も関係ありません。但し、チームでの成果達成実績などでリーダーシップを測りたいというような場合や海外勤務での経験が必要というような場合は、実際にチーム運営を任せる、海外での工場長、事業所長勤務などをローテーションで経験させる必要が出ます。
実施開始のタイミングも重要ですが、候補から外す、候補から幹部へ抜擢するという先々のゴールについても予め想定しておいて下さい。

このコラムの担当者
奈良 学
日本エス・エイチ・エル株式会社 代表取締役社長