OPQ、MQ、V@Wの測定領域の違いと具体的な使用場面を教えてください。
OPQはパーソナリティ、MQはモチベーションリソース、V@W(ヴァリューズアットワーク)はヴァリューを測定します。
パーソナリティ測定は、主に職務適性の評価に使われます。パーソナリティは行動に影響を与え、行動は能力を形作り、能力が成果を生み出すからです。特定の仕事で良い結果を出せる人かどうかを判断するツールです。また、結果をフィードバックすることにより能力開発を促すことが出来ます。
モチベーションリソース測定は、定着性の評価に使われます。モチベーションリソースはやる気に影響を与え、やる気は仕事や組織への忠誠心を生み出すからです。また、結果を上司が把握することで、適切な部下指導を行うことが出来るようになり、社員の能力開発を促すことが出来ます。
ヴァリュー(価値観)測定も、定着性や組織適性の評価に使われます。ヴァリューは人生において大切にしていることを表します。自分のヴァリューが受け入れられる組織に人は居心地の良さを感じます。

このコラムの担当者
清田 茂
日本エス・エイチ・エル株式会社 執行役員