役割が人を育てる。新しい役割を与えるいいタイミングがあるとすると、それは何ですか。
上に立つ人は「もう少し目に見えた成果を出してから役割を与えよう」「結果を出してからの方が周りも昇進に対して納得するだろう」こう考えがちです。
しかし本当はそう思った段階で、役に付ける、役割を与えるべきです。
「本来なら、もう少し力を付けてからとも思ったが、君ならやれると期待している」こう言われた方が、本人のやる気にもつながります。
「自分で思ったようにやってみなさい。結果が出なければその時に考えればいいから」と送り出してあげれば、万が一力不足で結果が出ない場合でも、本人も納得して引きさがりやり直しがきくと思います。

このコラムの担当者
奈良 学
日本エス・エイチ・エル株式会社 代表取締役社長