採用人数は200名程度。不人気職種のため通年で採用活動をおこなっても採りきれません。また、せっかく入社しても入社後3年以内に退職する人が約3割います。通年で採用活動に飛び回っているため担当者が集まってじっくり諸々の計画を立てる時間もありません。このような状況で採用と定着どちらを先に(重きを置いて)改善に着手すべきでしょうか。
3年3割の退職者ということであれば定着性より採用に重きを置くべきです。
不人気になるのは社員の満足度が低いから。その要因を少しでも取り除かないと次の展望はありません。
サーベイと改善策をおこない社員の満足度を上げつつ、そこを他社と差別化していくというやり方が王道だと思います。広報にいくらお金を掛けても一瞬。社員の満足度はじわじわと広がり根付いていきます。

このコラムの担当者
三條 正樹
日本エス・エイチ・エル株式会社 取締役